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(新)1000形電車細評

▲TN001編成(1001+1021+1041+1061)
0番台(4両編成)
100番台(4両編成)
(新)1000系電車

老朽化が進む1000系電車の置換用として導入された車両です。

■導入の経緯
(旧)1000形電車の老朽化に伴う置換え車両として3000形(現在の300形,元JR113系)を導入したが、前者の置き換えをせずに故障が頻発していた車両を中心に危機の状態が悪くなっていた車両を選定し、4連6本を置き換えていた。比較的状態がよく検査期限まで比較的余裕のある4連4本が残され、朝夕ラッシュ時の各駅停車運用を中心に使用されていた。しかし、老朽化に歯止めがかからず、ついに置換えを決定した。今回ばかりは朝夕ラッシュ時の運用や直通列車の運用を考慮して4扉車とすることとなった。決定当時は東急電鉄で8000系電車の廃車が進行しており、その譲渡を受ける話もあるにはあった。しかし、ある幹部は『譲渡車でその場を凌いでも、検査の手間や部品調達のコストを考えると無理がある。今回は新車を導入して、部品を他の車両と共通化したほうがいいのではないか』という提案が出された。当時、8000系電車は改造の上で静岡県伊豆地方を走る伊豆急行へ譲渡されたり、インドネシアのJABOTABEKに譲渡されていた。そのような中で譲渡を受けられるのは困難と判断し、最終的に車両を新造する事になった。

■車両について
基本的構造は先に導入されていた5000形電車と部品をある程度共通化し、車体面を新たに改良することとなった。地下鉄線内を走る路線ではないが前面に貫通扉を設置する、前面形状は新たに設計し直された。前面のパノラミックウィンドウやライトなどはこの車両より新規で考案され、形状については『タマゴ』をモチーフにした多少平面な丸い形としている。これは、東静高速鉄道で導入された10100形などを元にしたようだが、10100形と7000形電車を足して2で割ったような形状となった。スカートに関しても共通とはせずに新規で考案されたものを採用した。

■運用面
導入当初は(旧)1000系電車が運用されていた朝夕ラッシュ時の各駅停車の運用に投入。その後は、300形電車の運用から交代して充当されるようになる。これは機器の老朽化が心配される3200形電車を長く使い続けたいという秘策で、ある程度走行距離を抑えて機器の負担を少なくすることが目的のようだ。以前は快速列車の運用にも使用したい考えではあったようだが計画中止となり、各駅停車での使用で収まっている。



編成表(上段:0番台,下段:100番台)
←柚子原                 神崎→
1号車
(Tc)1000
(Tc)1100
2号車
(M2)1020
(M2)1120
3号車
(M1)1040
(M1)1140
4号車
(Tc)1061
(Tc)1161
車両性能(0番台)
種別直流近郊型電車車両
車体寸法(mm)20,000 ×2,950 ×3,980
最高速度120km(営業上は110kmが最高速度)
電気方式直流1500V
保安装置ATC(列車集中制御装置)
制御方式VVVFインバータ(シーメンス社製GTO素子)
ブレーキ方式回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
その他設備座席:セミクロスシート(一部ロングシート)、
行き先表示:デジタル表示
御手洗設備:1号車
営業開始2007年8月1日
車両性能(100番台)
種別直流近郊型電車車両
車体寸法(mm)20,000 ×2,950 ×3,980
最高速度120km(営業上は110kmが最高速度)
電気方式直流1500V
保安装置ATC(列車集中制御装置)
制御方式VVVFインバータ(東洋電機製IGBT素子)
ブレーキ方式回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
その他設備座席:セミクロスシート(一部ロングシート)、
行き先表示:デジタル表示
御手洗設備:1号車
営業開始2009年10月1日(前身の10100形:2007年8月1日)
車両形式等
編成番号編成
TN0011001+1021+1041+1061
TN0021002+1022+1042+1062
TN0031003+1023+1043+1063
TN0041004+1024+1043+1064
TN0051005+1025+1045+1065
TN0061006+1025+1046+1066
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