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東海電気鉄道5000形電車細評

▲5001編成(5001+5011+5021+5051)
5000形電車について

○概説
1000形電車などの旧形車両の置換えや列車増発などを目的として製造された車両で、JR東日本E231系をベースとしている。2階建て車両を連結した5300形電車を優等列車用と見れば、この車両は各駅停車中心に使用される一般列車用として見ることが出来る。車内は全席がロングシートで、首都圏の通勤電車と同じ仕様となっており、朝夕ラッシュ時などに本領を発揮する。

○運用
春菜線や愛菜線の朝夕ラッシュ時などを中心に各駅停車の運用に使用されている。尚、以前は東静高速鉄道西伊豆線へ直通する運用もあったが優等列車化され5300形或いは東静高速鉄道車が使用されるため、基本的には東海電気鉄道線専用車両として扱われているが、基本的に乗入に関する設備の撤去はなされていないため、完全に乗り入れることが出来ないわけではない。
車両性能
種別直流近郊型電車車両
車体寸法(mm)20,000 ×2,950 ×3,980
最高速度120km(営業上は110kmが最高速度)
電気方式直流1500V
保安装置ATC(列車集中制御装置)
制御方式VVVFインバータ(東洋電機製GTO素子)
ブレーキ方式回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ
その他設備座席:ロングシート
行き先表示:デジタル表示
営業開始2005年5月12日
車両形式等
編成番号編成
TK0255001+5011+5021+5051
TK0265002+5012+5021+5052
TK0275003+5013+5023+5053
TK0285004+5014+5024+5054
TK0295005+5015+5025+5055
TK0305006+5016+5026+5056
新1000形と共通運用を組みますが、ほとんどは単独運用に使用される。
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