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東海電気鉄道電車コラム
このページでは、東海電気鉄道にてあった過去の出来事などに関する事を、インタビュー形式で掲載しています。内容は増えていく予定ではあります。
その3:東海電気鉄道3200形引退
東海電気鉄道の復興の一端を担い、今まで活躍を続けてきた3200形電車が、2018年3月ダイヤ改正をもって定期運用から離脱。事実上の引退となりました。今回は、その特集をお送りします。

登場:美住涼子(神崎テレビアナウンサー)
    秋月花梨(東海電気鉄道代表取締役社長)


△東海電気鉄道3200形。3両編成の3100形と同様、種車は元JR車両113系。こちらは4両編成であり、主に幹線である春菜線などに起用されて活躍した。

■3200形引退
旧1000形と同じ4両編成で登場し、春菜線を主に活躍の場として活躍を続けてきた、3200形電車が引退しました。
この車両は元を正せば、(JR東日本及びJR東海)東海道線で使用されてきた湘南電車113系で、4両編成(クハ111-2100+モハ113-2000+モハ112-2000+クハ111-2000)を組成した上で東静車両工業へと搬入。こちらは運転台増設などの大規模改造は行われず、内装リニューアルなど小規模な改造にとどまった。JR東日本において東海道線で使用されていた付属編成4両編成2本及び、JR東海で使用されていた4両編成4本を購入。3100形及び旧1000形と共に再建期の東海電気鉄道を支える事となった。朝夕方ラッシュ時には2編成を併結した8両編成となって運転されるなど、時間帯の需要に合わせた運用をこなしていた。
しかし、4ドアの新型電車が多く闊歩し始めると、3ドア車両であった3200形車両は次第に使いにくくなっていった。晩年は8両編成となって朝夕方ラッシュ時のみに走行することが多くなり、単独4両編成が走行することは少なくなっていた。ついに置き換え用の新型車両である1150形(元JR東日本209系⇒元東静高速鉄道2700形)が増備されると、ついに2018年3月ダイヤ改正を持って全車両が運用を離脱。現在では臨時列車用を兼ねた動態保存車両として4連2本が残るのみとなった。

美住アナ
ついに4両編成の方が引退するんですね。

秋月社長
経年劣化なども進行していましたし、ほとんどの車両が4扉車となって以降、唯一残っていた3ドア車であり、乗降にも他の車両と比べて時間がかかってしまう、それは仕方ない事ではあったんですけどね。新たに車両を増備する計画が持ち上がり、この際に3200形を引退する方向に話が進みました。
ちょうどJR東海及びJR東日本から113系電車が大量に引退した時期だったんですよね…
とにかく使用できる車両が少なかったですから、何とかまとまった数の車両を準備したい…その時に発生したのが113系の大量廃車でした。とにかく急場しのぎ的な状態…いわゆるワンポイントリリーフ的な感じで、導入を急ぎました。運用を柔軟にするために短い編成が不可欠…旧1000形と合わせる形で4両編成と、ローカル線用に3両編成を大量に…という感じでしたね。
旧1000形と3200形、車両の仕様は全然違いますよね…。それでも共通の運用だったんですか??
旧1000形は元を正せば103系、純粋な通勤電車ですからね。朝夕方ラッシュ時にはむしろ旧1000形の方が優位でした。それでも朝夕方ラッシュ時を中心に2編成をつなげて8両編成にして、大量輸送列車に仕立てられた3200形は、乗客に後続列車の利用を強いらなければいけなかった当時から、無くてはならない存在でしたね。今では快速列車が長い8両編成で走るため、各駅停車に長い編成を用いる必要性も薄くなりましたから、無理に3200形電車を運用する必要性も無くなりました。よく今まで頑張ってくれたものと思います。
■定期運用離脱後の3200形
2018年3月ダイヤ改正で定期運用を離脱した3200形電車は、3100形電車と同様、廃車解体されるものと思われていた。しかし、全車両解体されずに残り、一部車両は今後も臨時列車用として残った。これは東海電気鉄道の乗務員や整備員…現場職員の多くは3200形を保存したいという意向が大きかったためで、運用離脱を発表後に『3200形を残したい』という声が多く上がったためであった。やがて上層部などで検討が行われ、残される編成は4連2本の8両のみという決定がなされた。残る4連4本の16両は、愛知県を中心に岐阜県などに路線を持つ都名電鉄へ譲渡された。都名電鉄には同じような構造を持つ115系電車が在籍しており、共通運用できることから、2017年10月頃に『3200形を売却してほしい』と打診されており、それに応える形での譲渡となった。都名電鉄に譲渡後は113系に形式は戻ったが、JR時代の番号には戻らず、そのまま3200形時代の番号をそのまま踏襲。クハ111-3200+モハ113-3210+モハ112-3220+クハ111-3250という形式となり、現在も使用されている。
2編成8両を動態保存ですか…。
臨時列車及び予備車用という面が大きいですね。今でも時々、4両編成単独の運用に使用されたりしていますから。
東海電気鉄道で導入していた6編成24両を1両も解体処分せず…
都名電鉄さんが購入を申し出てくれたことは大きかったですね。あちらで車両不足に悩んでいたようなので、それの解決にもなったのであれば幸いと思います。
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