東静高速鉄道グループ

このホームページの内容は全て架空の内容です。
TOP>>東海電気鉄道電車コラム
東海電気鉄道電車コラム
このページでは、東海電気鉄道にてあった過去の出来事などに関する事を、インタビュー形式で掲載しています。内容は増えていく予定ではあります。
その3:旧1000形再出発
東海電気鉄道発足の際、導入されたのは旧1000形電車でした。見た目は旧日本国有鉄道の代表的通勤形電車であった103系後期型車両そのもの。そこに水色をベースに青のラインなどを加えられた塗装で走っていました。やがてJR各社で103系電車の大量廃車が始まると、追加増備という形で数編成を導入。10編成の大所帯となり主力電車の一翼となって走るようになりました。
 その後は数他の時代を走り抜けて活躍し、2007年8月31日の運転を最後に引退。1編成と先頭車1両が静態保存されていました。
 2017年1月中旬、保存されていたTK001編成がまさかの復活。他の車両と混じって再び活躍を始めたのであった。

登場:美住涼子(神崎テレビアナウンサー)
    秋月花梨(東海電気鉄道代表取締役社長)


△東海電気鉄道旧1000形。
■旧1000形導入〜引退まで
 東海電気鉄道発足の際に導入された旧1000形電車。水色をベースに青のラインなどを加えられた塗装を纏った自社発注車で、設計図は旧日本国有鉄道の代表的通勤型電車であった103系のものを拝借。そこに改良を加えられた形で4両編成4編成が製造されました。やがてJR各社で103系電車の大量廃車が始まると、追加増備という形で6編成を導入。10編成の大所帯となり主力電車の一翼となって走るようになりました。
 その後、老朽化が目立つようになったために置き換えることとなったが、経営不振に陥り、置き換え用の車両を増備できなくなった。経営再建期には、運用不足分の補填のために導入された他の車両と混じって活躍。置き換え用のため改めて増備された3200形(元JR113系)や久々となる自社発注車両である新1000形が増備されるにつれ運用を離脱。2007年8月31日をもって引退していました。
 残存車両は、旧TK002編成の先頭車が秋月記念公園に、そして神崎総合車両基地にはトップナンバーであるTK001編成がまるごと保存された。後に柚子原駅に移動し、土日祝日には車内を開放するなど(車内に臨時売店を設置するなど、エキナカ市場の様相になったこともある)、引退後も親しまれる存在となっていた。


美住アナ
現役時代には何度も乗車しているので、私としても慣れ親しんでいる車両ではありますね。

秋月社長
現役で走っていた年数も長いですからね。今でも、弊社をご利用いただいているお客様の中には、一番イメージの強い車両なのかもしれませんね。
以前に柚子原駅で見たことあるんですが…
当初は神崎総合車両基地で保存していたのですが、後に柚子原駅へ移動して保存していました。メンテナンスを行う際には、神崎総合車両基地に回送して実施していましたね。
もしや、春菜線の不思議な最終電車って?
時折、最終列車に機関車が連結されて走ることがありますね。あの列車で機関車を送り込み、柚子原駅から回送していました。逆に柚子原駅まで戻す際には、電気機関車でけん引。機関車は単独で回送していました。
そういうことだったんですね…。
なかなか面倒なことをやってますよね。夜中にこっそりと運んだりね。

△東海電気鉄道旧1000形(編成全体をご覧になる際はこちら)。
■保存〜復活まで
 そんなTK001編成であったが、昨年10月に神崎総合車両基地に特別入場。長らく使用されていなかった走行機器などを整備。自力走行が可能となり、再び車籍が登録された。車番に関しては、旧1000形時代の車番では現行の1000形と被るため、+200して1200形と改番されている。そして今年に入った1月中旬、神崎〜柚子原で臨時快速列車として運転され、再デビューを飾った。今後は臨時列車を主体に、3200形電車と共通運用を組み、定期運用にも充当する計画もあるという。


美住アナ
本題ですが…。今回の件は、本当に驚きましたね。

秋月社長
最初は復活させようとは思っていませんでした。しかし、神崎総合車両基地で電車の整備を行っている整備士の何人かが『これ動かせねえかな』と雑談してたのは聞いていました。そのうちに「動態保存する許可をほしい」と上申書が上がってきました。私としても、思い入れのある車両には変わりありませんし、Goサインを出しました。再び、爆音を響かせながら駆け抜ける姿を、私自身も見たかったのかもしれませんね。
整備士からの上申ですか…。
1編成丸ごと保存しているというだけでも、いずれ動態復活を視野に検討できる段階で残してあるということですからね。自力ではないものの、幾度か動かしてもいましたし、いずれを見据えた行動をしていたといっても、過言ではありません。
この車両の運用ですが、どのような形になるのですか?
基本的には日曜日と祝日運転の列車に使用されます。通常運転の列車を他の車両に変更して、団体貸切にも使用できます。現地点でも問い合わせが何件か来ているので、実行に移していきたいところです。
後は、予備車として使用できることも考慮しているとか…
旧1000形を除く全車両でも運用はできてますから、あくまで波動用…休日運転や臨時列車、それと団体貸切列車の運用でまとまるものと思います。
あくまで動態保存の延長線なのですね。
そうですね。いくら復活したといっても、万全な復活とは言いづらいですしね。機器も相応のものですから。
このページについて
このページの内容は全て架空です。
Copyright c 2005-2016 東海電気鉄道(ToseiTerminal). All Rights Reserved. http://tokaidentetsu.toseigroup.client.jp
特集TOP